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木酢液はそのほとんどが、炭焼き屋さんで造られています。
しかし、当店で販売している木酢液は炭焼き屋さんで造られた物ではありません。
当然、その製造方法も他とは異なる特殊なものになっています。
ここでは、少し難しくなりますが当店の木酢液の製造方法を、炭焼き屋さんのものと比較しながら説明していきます。(企業秘密の部分もありますがご了承下さい。)
当店の木酢液は「木酢原液抽出プラント」という機械で製造しています。
原理は炭焼き製法(木を燻した煙を冷却、液体)と同じです。
このプラントは、今から30年以上前に、木酢液をつくるためだけに開発されました(ここが炭焼き屋さんとは大きく違うところです)。
このプラントにも使われている、水蒸気を液体とガスに分離するという技術は科学技術長官賞を受賞しています。
まず、下の表をご覧下さい。
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木酢原液抽出プラント |
炭 焼 き |
| 生 産 目 的 |
木 酢 液 |
木 炭(木酢液は副産物) |
| 有害タールの分離 |
機械的に除去 |
半年〜1年放置して分離
(分離が不十分な物もある) |
| 品 質 |
機械の密閉状態の中で最初から最後迄、木酢液採取の最適一定温度で作るのため品質が安定する |
炭窯釜は開放状態のため気候により煙の温度が不安定になり又、勘に頼る手作業の為 温度にバラツキがでて品質が安定しない |
自然木100s
での生産量 |
50リットル
(約15分) |
5〜8リットル
(約40時間) |
この表は簡単にいうと、機械で造った物と人間の手で造った物を比較したものです。見て頂くとわかると思いますが、炭焼き屋さんで造ったものと大きく異なります。
まず、根本的に違うところは「何を造るのが目的なのか」ということです。炭焼きの場合は当然、木炭を造ることが目的です。その過程で、副産物(オマケ?)として木酢液が採取できるので、それを商品として販売しているのに過ぎません。それに比べてプラントは、木酢液を造ることが目的です。
しかも、このプラントでは木炭を造ることができません(消し炭状態、灰になる一歩手前)。
目的が違うということは、出来上がった物に大きな違いが生まれてきます。
「消し炭は木炭と違い 手で軽くつぶれるほど軟らかいので土壌改良に使われます・・・完全リサイクル」
《木酢原液抽出プラントと自然木チップ》
上の画像は実際のプラントと、材料となる自然木チップの写真です。このプラントは、まだ建設途中のため屋外にありますが、最終的には屋内に入ることになります。この他にも、ゴルフ場等にも設置されており、農薬の軽減に役立っています。
材料の自然木ですが、なぜ細かいチップになっているのかというと、このプラントの目的が木炭を造ることではないからです。
木炭を造らないのであれば、より熱効率の良いチップにした方が蒸し焼きにする時間も短縮できるということです。
また、材料に建築廃材を使っている悪質なものも出回っているようなので注意が必要です。
このプラントで使用しているチップは松、クヌギ、ナラ、杉の4種類を混合しています。
自然木の種類が多いほど木酢液は良質になると言われています。
炭焼やさんはこの真似が出来ません。
話を戻して炭焼きとの比較ですが、プラントでは有害なタール分を機械的に除去しています。
タールの成分の中には、正露丸にも使われている人体に有効な成分もありますが、有害なものも多く含まれています。
少し舌で舐めたりするだけなら問題ありませんが、水には溶けないで蓄積されていくものなので、人体に使う木酢液の場合は、やはりタール分の無いものがよいといえます。
しかし、ここで言うタールとは木タールというもので、当店のプラントで出来た木タールは更に改良を加えて、速乾性塗装用木タールとしての有効な使い道を研究し製品化しました。
木酢液の品質と採取できる量に関しては、炭焼きとプラントでは雲泥の差があります。炭焼きの場合、良質の炭をつくるためには11月〜3月初旬の水分の少ない樹木を使わなければなりません(現在では一年中造っている所もあるようですが・・・)。
その結果、必然的に木酢液を採取出来る期間も限定されてしまい、採取量が極めて少なくなり、結果的に増量のため水で薄めたり、酢酸を加えたりしたものが多く出回ることになります。
それに比べてプラントは、1年中しかも常に最適の条件で木酢液を採取することが可能なのでその必要が無いのです。
採取できる量が大きく違うというのには、最初の方にも話しましたが目的が違うというのが大きな理由になります。
炭焼きの場合は、木炭の方に有効な成分が残っている状態になります(タール分も含めて)。
しかしプラントは、炭を造ることが目的ではなく、木の成分を最後の最後までしぼりとっているので、大きな差が生まれてくるわけです。
現在、木酢液と称して売られているものは数多くありますが、その多くは増量のために 水で薄めたり、酢酸を加えたりしたものがほとんどだと思っていいと思います。
以前テレビで、炭焼き屋さんでの木酢液の取り方が放送されていました。
川が流れるように木酢液が写しだされていましたがこんなことはあり得ません。
私も実際に現場に行ってその過程を見たことがありますが、本当に一滴一滴少しずつしか貯めることが出来ません。それでは、いくら貯蔵してあるものがあっても間に合わなくなってくるはずです。
それでも大量に商品化できると言うことは、『やっぱり水で・・・』と言うしかありません。当店の商品は、他店のものに比べて価格が少し高くなっていますが、水や酢酸などで薄めれば安くできる訳です。
長々と説明させていただきましたが、決して他ではマネの出来ない木酢液なので、ぜひ一度お試しになって頂ければと思います。
また疑問に思われたり更に詳しくお聞きになりたい方は、お気軽にご連絡下さい。
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